2015-06-01から1日間の記事一覧

放射線技師とはどんな人か

放射線技師には、がん治療を専門にする担当のほか、次のような仕事もある。 ▽診断担当=一般撮影(X線撮影)、CT・MRI、血管造影などの検査をする。 ▽核医学担当=RI(ラジオアイソトープ、放射性同位元素のこと)検査などを担当する。RIを飲んだ…

また、2002年からは、植松さんの発案で「四次元照射」にも取り組んでいる。四次元照射とは、三次元照射に動きを加えたもの。これまでの照射では、呼吸を止めてもらったり、浅く呼吸してもらったりしながらある範囲にがんが来たときに放射線をかけるなど工夫…

40代、50代の転職組も少なくない

細胞検査士の認定試験の受験資格は臨床検査技師の国家資格取得後、病院や養成コースで細胞診の実務を一年以上経験すると得られる。大学の専門コースや、専門学校に通えば、実務経験なしでも認定試験を受けられる。試験は1次、2次とあり、合格率は約25%と…

ひとつの細胞を複数の専門家が判定する

細胞診は病理診断のひとつだ。病理とは、病気の原因を突き止めたり、病変がどのようにできたかを科学的に研究したりすること。細胞診断のほかに組織診断と解剖検査がある。組織診断は病理組織(手術で摘出された臓器や内祝鏡で採取された組織切片)の診断、…