2014-10-25から1日間の記事一覧

化学療法の効果も高める

しかし、一般的ながん治療について言えば、免疫を犠牲にしない範囲、患者さんの体力がある程度維持できる範囲で抗がん剤を使うべきだと考えています。具体的な数字をあげれば、血液一立方ミリメートルあたり、白血球が三〇〇〇~四〇〇〇個以上、リンパ球が…

骨髄の造血機能を低下させる抗がん剤

三大治療の中で、食事療法との兼ね含いでもっとも間題になるのが抗がん剤です。抗がん剤は、細胞に対する毒性を利用してがん細胞を殺す薬です。ですから、正常細胞にとっても毒なのですが、がん細胞のように細胞分裂が活発で増殖スピードの早い細胞ほど、毒…

放射線治療

放射線治療は、手術のように全てのがんに効果のある方法ではなく、適応になるがんは限られています。がんによって、放射線に対する感受性が異なるからです。 放射線が効きやすいのは、舌がんや喉頭がん、咽頭がんなどの頭頸部がん、脳腫瘍など首から上のがん…

☆運動と入浴

適度な運動は、がんを防ぐ習慣のひとつとして、アメリカの「がん予防十五か条」にも取り上げられています。これまでの研究では、とくに大腸がんとの関係が深く、よく運動をする人には大腸がんが少ないという報告もあります。 運動は、摂取したエネルギーを使…

☆快便

便秘をして、宿便を溜めないことは、がん予防、とくに「大腸がん」を防ぐのに大切です。 便の中には、多量の腸内細菌とともに毒素や発がん物質もたくさん含まれています。ウェルシュ菌や大腸菌などの悪玉細菌は、動物性タンパクや動物性脂肪を分解して、発が…

 よい眠りで免疫力を高める

交感神紅と副交感神紅がバランスよく働いていればいいのですが、現代人は慢性的に睡眠不量になりがちな生活で、ストレスが多く、常に緊張を強いられるなど、どうしても交感神紅緊張型になっています。つまり、活性酸素を作る顆粒球が増えて、がん細胞を処理…

快眠、快便、運動が免疫を上げるコツ

がんを免疫の力で抑見込むためには、食事療法が一番、効果があります。しかし、これまで世界で行われたさまざまな研究から、食事以外にもがん抑制に効果のある方法が報告されています。がんは生活習慣病ですから、食事療法をより効果的に行うために、こうし…

食べすぎもがんの原因に

残念なことに、いまの日本の野菜の栄養成分を見ると、終戦直後の野菜の三分の一ぐらいしか力がありません。それだけミネラルやビタミンなどの含有量が少ないのです。これからは、契約農家で、有機栽培で作った野菜の供給をもっと増やしていくべきだと思いま…